スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2月, 2019の投稿を表示しています

Blue Pill FX Projects~プログラムコントローラー~

前回製作したBlue Pillディレイと接続して、5個までのエフェクトクトパラメーターを記憶、呼び出しできるプログラムコントローラーを作りました。  機能  ・5プログラムチェンジ(2~5可変) ・タップテンポ設定(オマケ) 今回はBlue Pillマイコンボードとスイッチ、LED+α程度の簡単な回路です。小型の1590Aのケースに作り込むのがちょっとしんどいかもしれませんが、近年の高密度自作エフェクターに比べればまだ楽な方だと思います。  パーツレイアウト  Blue Pill ディレイと同じようにピンソケットで基板とBlue Pillを接続する2枚重ね構造です。 片面基板で作りました。LEDとタクトスイッチはパターン面にハンダ付けします。 秋月にあった基板用ネジ端子をPCB-54L(左用)とPCB-54R(右用)を使ってケースに固定しました。 基板用ネジ端子とぶつかるのでピンヘッダは片側20ピン、もう片側が16ピンにしてハンダ付けします。ピンソケットも20ピン用と16ピン用を用意します。 タクトスイッチはシャフトの少し長め(6mm)のものを使います。フットスイッチはモーメンタリー(押している時だけオン)タイプです。 テスト段階ではUSBシリアルモジュールを使って通信していたのですが、通信の度に凄いノイズが出て、とてもE.ギターアンプに繋げられるようなものではありませんでした。「これは失敗かな?」と思っていたのですが、Blue Pill同士の通信はとても静かで、通信ノイズはほとんど聞こえません。  回路図   LED抵抗の調節  LED抵抗(R1~5は)とりあえず2.2kとしましたが、これは全て赤色のLEDを使用した時の抵抗値です。使用するLEDによって輝度が変わるので、抵抗値は各自で調節してください。1個づつ色違いにするなら同じ抵抗値では輝度は揃いません。ハンダ付けの前にブレボなどで1個づつLED抵抗値を調節します。 使用したLEDは中国サイトから購入したものですが、赤色LEDは2.2kでも輝度は十分でしたが、緑色は220Ωまで下げないと赤色と同じくらいの輝度にはなりませんでした。お陰で全灯時はLEDだけで電流が10mAにな