AliexpressでSTM32F030のミニボードを購入しました(緑ボード)。こちらのショップのオリジナルボードのようです。 BAITE ONLINE STORE https://www.aliexpress.com/store/812021 以前に買ったF030ミニボード(青ボード)と並べてみました。 青ボード AliexpressをSTM32F030F4T6で検索するとたくさんヒットするのが左の青いミニボードです。USBシリアルが載っている訳でもないのになぜかUSBコネクタが付いています。F030にはUSBデバイス機能が無いので、このUSBソケットは給電専用になります。重複しているピンヘッダが何本かあり、基板が大き目でTSS0P20パッケージの小型性を生かし切れていない感じがあります。そもそもが何か特定の機器用のモジュールとして作られたのかもしれません。 緑ボード 今回購入したBAITE製は要らない物は全部切り捨てて極力小さく作られています。青ボードの約半分の大きさです。値段も$1.20と超お手頃価格です。左の青いミニボードの方が先に登場したのでたくさん流通しているのですが、BAITE製の方がオススメです。 BOOTモードセレクト ブートローダー内蔵なのでUART経由でもプログラムを書き込めます。STM32F030F4Tx(TSSOP20)は1ピンがBOOT0です。BOOT0をローにするとFlashからの通常起動、BOOT0をハイにするとSystem Memory(ブートローダー起動)へ切り替わります。モードを切り替えたら電源をリセットします。 リファレンスを見るともう一つBOOT1ピンというのがあって2つのピンの組み合わせでブートモードを切り替える様になっています。BOOT1はオプションバイトの中にありST-Linkで接続して書き換えるようになっています。初期状態ではBOOT1はハイレベルなので、BOOT0の切り替えだけで通常起動とブートローダー起動のどちらかを選択できるようになっています。