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8月, 2018の投稿を表示しています

STM32F030F4P6 ミニボード

AliexpressでSTM32F030のミニボードを購入しました(緑ボード)。こちらのショップのオリジナルボードのようです。 BAITE ONLINE STORE https://www.aliexpress.com/store/812021 以前に買ったF030ミニボード(青ボード)と並べてみました。  青ボード  AliexpressをSTM32F030F4T6で検索するとたくさんヒットするのが左の青いミニボードです。USBシリアルが載っている訳でもないのになぜかUSBコネクタが付いています。F030にはUSBデバイス機能が無いので、このUSBソケットは給電専用になります。重複しているピンヘッダが何本かあり、基板が大き目でTSS0P20パッケージの小型性を生かし切れていない感じがあります。そもそもが何か特定の機器用のモジュールとして作られたのかもしれません。  緑ボード  今回購入したBAITE製は要らない物は全部切り捨てて極力小さく作られています。青ボードの約半分の大きさです。値段も$1.20と超お手頃価格です。左の青いミニボードの方が先に登場したのでたくさん流通しているのですが、BAITE製の方がオススメです。 BOOTモードセレクト ブートローダー内蔵なのでUART経由でもプログラムを書き込めます。STM32F030F4Tx(TSSOP20)は1ピンがBOOT0です。BOOT0をローにするとFlashからの通常起動、BOOT0をハイにするとSystem Memory(ブートローダー起動)へ切り替わります。モードを切り替えたら電源をリセットします。 リファレンスを見るともう一つBOOT1ピンというのがあって2つのピンの組み合わせでブートモードを切り替える様になっています。BOOT1はオプションバイトの中にありST-Linkで接続して書き換えるようになっています。初期状態ではBOOT1はハイレベルなので、BOOT0の切り替えだけで通常起動とブートローダー起動のどちらかを選択できるようになっています。

Blue Pill STM32 FX Projects - 簡易サウンドエフェクト・テスト回路 -

Blue Pill マイコンボード・サウンドエフェクターのテスト回路です。USBシリアルモジュールとブレッドボードがあれば簡単にテストできます。たった$2のマイコンボードからどんな音がでるのか?試してみたい方は是非どうぞ。 シングルエフェクト(モノラル)で ・ディレイ ・アナログディレイ ・リバースディレイ ・2タップディレイ ・ディレイ(ADPCM) ・モジュレーションディレイ ・コーラス ・フランジャー ・フェイザー ・トレモロ ・リングモジュレーター ・リバーブ のどれか一つをパソコンからターミナルソフトで切り替えることができます。 入力インピーダンスが500Ω以下と低いので、とりあえずは出力インピーダンスの低いPCのヘッドフォン出力を入力に繋ぎ、出力はPCスピーカーに繋ぐのが良いかと思います。エレキギターを繋ぐ場合はバッファ、ブースターなどを介して信号レベルを十分に上げた状態で入力しないとS/Nが酷いことになります。ブレッドボードで組む簡易回路ですからきちんとした形にはしてありませんが、これでも一通りのテストはできます。実際にコンパクトエフェクターとして仕上げるには前後にインピーダンスと信号レベルを補正するアナログ回路を付ける必要があります。 note: パソコンと接続していますが、パソコンから音声データは送れません。PCはエフェクト切り替えやパラメータを変更するのに接続しているだけです。もし音声データを再生したいなら中華サイトに激安サウンド再生モジュールがあるのでそれを使って下さい。$2~3で買えますよ。  ファームウェア&ソースコード  BPFX VCP Test https://drive.google.com/open?id=1s30tzWPsrndfvxJ2dWtKAwfZldy1BcNM → プログラム(ファームウェア)の書き込み方法はこちら ← プログラミングしない方でもファームウェアだけダウンロードしてBlue Pullボードへ書き込めば動かすことができます。 USBシリアルモジュールを介してパソコンのターミナルソフトからエフェクトの種類とパラメーターを変更できます。Arduino IDEに付いているシリアルモニタからでもコントロールできます。ボーレートは9600b